2017年9月18日月曜日
昨夜の台風は
大分県では川の氾濫もあり大変だったようだが、幸い、北陸は心配したけれど、夜半少し雨風が強まった程度で、拍子抜けというと表現は良くないが、何事もなかったような感じでありがたいことだった。
きのうは、友人の美術堂の社長と懇談する機会があった。その人は、数年前事故で脳挫傷になり、頭蓋骨を外して手術するという大病を患ったが、オカリナを必死で演奏しているうちに、麻痺もすべて完治してしまったそうだ。以前と同じように元気になっていた。また、その人のオカリナ仲間の90代のおじいさんは脳梗塞を患って半身不随となり、ふさぎ込んでいたが、その社長の体験を聞いてオカリナのことを思い出し、ひたすら吹きまくるうちに、やはり完治して歩けるようになった。
この二人は、オカリナへの恩返しということを考えるようになり、様々なところに、慰問演奏に行くようになった。月に6回ぐらいやっているそうだ。きのう、2,3曲吹いてもらったが、とても情感がこもっていて、心から感動した。
私も、趣味でオカリナをやっているが、それほど素晴らしい蘇生の力があるのなら、脳梗塞の苦しんでいる人にすすめてみたい。ただ、以前からやっていた人でないと、麻痺している手で初歩からの演奏習得は、かなりの覚悟と根気がいるので、挫折ということがついて回る・・。折り紙でも、草むしりでも回復した人はいるので、目的感を持って、手足を動かし続けていくことが、大事なのではないかと思う。
そして、感動ということも重要な要素で、音楽は素晴らしい音色、草むしりは心休まる可憐な花との出会い、そして、折り紙は、出来上がってくる鶴などが、自身を励ましてくれているように思えてくるのだと思う。
人生には病魔はつきもので、それにどう向かっていくか・・そして、その中から、難しいが感謝の気持ちにつなげていくか・・・
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