2017年9月14日木曜日
難しい・・幸せとは
ある雑誌の記事に、少し古いが興味深い内容が出ていた・・
米国人の生活水準は、第二次世界大戦以降大きく改善されたが、自分のことを幸せだと感じている人の数はさほど増加していないという調査結果を、『US・ニューズ・アンド・ワールドレポート』誌が発表している。(2001年9月3日号)。
この雑誌は、その原因を次のように分析している。
「一旦収入が必需品を購買できる水準に達すれば、それ以上収入が増えても、人々の幸福感は変化しない。知能、名声、日当たりの良い環境などに関しても、同じことが言える。人々は、良い気候、高い給与、より良い車などにすぐに慣れっこになってしまうのだ。
…研究者たちは、自尊心、霊性、家族、そしてよい結婚や友情などが、幸福な生活の鍵であることを発見している。また、希望、人生の意味、正しいゴールを発見しそれを追求することなども、幸福への鍵である。
他の人たちが幸せになれるように奉仕することも、人間関係を強化し、希望を更新し、幸福感を向上させることに役立つ。他の人が善行を行なっているのを見るだけで、見ている人の心は温まり、自分も同じような善行を行ないたいという気にさせられる。
感謝の心を持つことも、幸福な生活のためには欠かせないことである。感謝することを習慣にしている人たちは、そうでない人たちよりも健康で、ストレスも少なく、より楽観的で、他の人を助ける可能性も高い…」
まったく、その通りだと思う。小欲知足という言葉があるが、日々の何気ないことが、平凡なことがありがたいと思う。
オカリナ演奏で、介護施設に行くと、往年のころ活躍していた人たちが、車いすに乗って、一生懸命聞いていてくれる・・。皆、優しい、温かい人たちと感じる。いっぱい人生の年輪を刻んだ素敵な顔・顔・顔・・・。
花は咲くを演奏したとき、あなたは、なにを残したのだろう、そして、花は咲く・花は咲くという一節が、とてもこころをうつ・・・。平凡なことに感謝しつつ、大自然の真っただ中の白山に登って、そのようなことも考えるひと時を持ちたい・・・。
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