2017年8月22日火曜日
今年は白山に登れなかったが
私の大好きな趣味のひとつが、登山です。高校時代は、剣岳、20代には西穂高、戸隠・・小学校5年生の時に白山に登ってから、白山は通算で20回近く・・、立山も、雄山、大汝・・くだって弥陀ヶ原、美女平から立山杉の原生林めぐり、そのほか30代では、里山の険しいところにも数多く登りました。
最近は、体力が衰えたのと、ぎりぎりの崖っぷちは、腰が引けるようになりました。10代は怖いもの知らずで、剣岳もジーパンとTシャツ、バスケットシューズに手ぬぐい一本で・・かなり無謀なことをやっていましたが、なにせ、体中に元気がみなぎっていましたから、まさに怖いもの知らずでしたね。・・・
それにしても、白山の南竜山荘を午前3時に起きだして、熊笹の繁みと、満天下の星空のもとを歩くのはすてきでしたね。しーんとして、何の物音も聞こえないんです。10名くらい、いっしょに出立しても、速度がバラバラになって、木道をひとりですすんでいくのですが、・・・車の音も雑音も何にもない世界・・・、こんなに静かなんだ・・・凄い神秘的でしたね・・ちょっと怖いくらい・・・。
朝の高山の寒さに打ち震えつつ待つうちに、神々しいオレンジ色のまっすぐな光線が雲間を染めて、少しずつ少しずつおてんとうさまが顔を出す。・・いいですね、この瞬間に生きているという感動を味わいます。外界のさまざまなしがらみがふっとび、生きていて良かったと思える瞬間であり、この地球に生かされているのだというありがたさがジーンと胸にせまり、とても謙虚になれるときでもあります。
そして、少なくとも半年は元気に過ごせる、山の英気が体にはいってきます。
いろんな悩みをもっているかたも、一度白山に登っていただくと、元気になりますよ。ただし、一泊がおすすめです。それから、天気がよくないと修行になってしまいますので、天候には留意して・・。ただ、今年は開山1300年ということで、例年の倍から3倍のひとが登っていますので、平日のほうがいいとおもいます。
今年は、立山に行ってきたのですが、ガスがかかっていて、ほとんど何も見えず、とても残念でした。また、秋に、挑戦しようと思います。そして、できれば、来年夏には、白山登山をと考えています。白山が、呼んでいるよー・・・・・。
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